2011.08.10 GCOE主催シンポジウム「野生動物の空間生態学の新潮流-解析から管理まで」


主催:グローバルCOE「自然共生社会を拓くアジア保全生態学」
(東京大学グ
ループ)

日時:平成23年8月10日(水) 14:00 - 17:40
場所:東京大学農学部2号館2階226(化学第1講義室)
参加:参加費無料・事前申し込み不要

14:00   開会のあいさつ
14:05  分断化した森林におけるアカゲラの個体群維持機構
     森さやか(国立科学博物館)
14:40  Temporal changes in spatial genetic structure of the sika deer (Cervus nippon) for over 15 years in Hokkaido, Japan
      Ou, Wei (北海道大学)
15:15  空間遺伝構造から見えてきたシカ集団の移動分散の変遷
      立田晴記(琉球大学)
15:50  一般化状態空間モデルによるニホンジカ個体群動態に景観要素が与える影響の評価
       飯島勇人(山梨県森林総合研究所)
16:25 外来生物マングースの捕食圧・資源の不均一性を考慮した外来・在来ネズミ類の 時空間動態推定
       深澤圭太(国立環境研究所)
17:00 コメント 岸野洋久(東京大学)・梶 光一(東京農工大学)
17:20 総合討論

問い合わせ先
東京大学大学院農学生命研究科
生物多様性科学研究室
宮下 直
Phone: 03(5841)7544
Fax: 03(5841)8192

<企画趣旨>
 景観構造や生物の移動プロセスは、個体群の空間構造を創りだす。こうした空間異質性の成因や動態の予測は、おもに理論や実験研究で大きく発展してきた。しかし、最近になって場の異質性と生物のさまざまな応答を統合する試みは、保全や管理などの応用分野で活発になってきている。これは現実の複雑さに対応可能な統計手法や空間情報などの整備・発展によるところが大きい。
 一方、その解析技術は日進月歩であり、生態学者が適切な手法を使いこなせている保証はない。また、現場の管理に生かすうえでの展望も必ずしも明快ではない。本講演では、従来は困難が多かった野生動物の空間動態の研究に取り組んでいる若手・中堅研究者から最新の話題提供をいただき、着想や解析上の工夫から、管理への応用まで、幅広い議論を行うことを目的としている。
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